キャットフード、トイレ、食器は、お迎えしたその日から、すぐに必要になるものです。
食器は、ご飯をあげる用のものと、飲み水を入れておく物と、両方必要です。もちろん、人間用の小鉢などでもいいのですが、あまり軽い材質のお皿だと、猫さんが食べる時に、ずるずる動いてしまって食べにくいので、ある程度は重量のあるものがいいと思います。
トイレは、子猫なら、大きめのクッキー缶にちぎった新聞紙などを入れても代用できますが、しつけの為にも、最初からちゃんとした物を用意してあげるのがいいと思います。ただ、1kg未満の子猫をお迎えした場合は、市販のトイレの縁の高さが高すぎて、中に入るのが一苦労の場合もあるので(^-^;)、入り口がやや浅めのタイプを選んであげましょう。トイレ砂も、ご飯と同じように、最初は譲っていただくお家で使っていたものと同じものを用意しておけば、ベストです。子猫を譲り受ける時に、ちっこの匂いのついたトイレ砂を少しいただいて、新しいトイレ砂の上に巻いておけば、すぐに馴染んでくれる可能性大ですvv。
もし、猫さんと暮らすのが初めて...というご家庭であれば、猫の育児書(正しくは「飼育書」です(^^ゞ)を一冊用意しておくと、何かと安心かもしれません。その際は、なるべく出版年代の新しい本を選んでください。(特に医学的なことなど、数年前の常識が今は非常識ということもありますので)
それから、家具や壁で爪とぎされない為にも、できれば、最初から爪とぎを用意しておきましょう。木材に麻縄を巻いたような手作りでもいいですし、市販のものでも、安価な一枚板タイプから、立派な爪とぎハウスまで、いろいろなタイプが出ていて選びやすいです。
最後にキャリーですが、これは、お迎え直後に猫さんが体調を崩す場合なども想定し、通院用として、最初から用意しておいた方がよいかと思います。どうしてもキャリーが準備ができなかった場合、通院時に、子猫だから大丈夫などと抱きかかえて病院に連れて行くことは避けてください。慣れない場所に子猫がパニックを起こして、腕から逃げてしまうかもしれません。他の患者さんにも迷惑ですし、猫さん同士の接触による感染症や、思いも掛けない事故につながる危険性もあります。キャリーが無い場合は、猫さんを洗濯ネットに入れて、ネットごと、柔らかい素材の大きなバッグの中に入れて連れて行くなどの方法をとるようにしましょう。
猫さんは、自分で自由に落ちつく場所を見つけるので、お部屋に置くベッドやハウスは、必ずしも必要というわけではないのですが、やはり、専用の寝場所があると落ちついて眠れる子が多いようです。
長毛種・短毛種にかかわらず、グルーミング用のコームは1本用意しておきたいですね。猫さんは自分で毛繕いをして、毛を舐め取ってしまうので、毛球症(胃の中に舐めとった毛がたまる病気)予防のためにも、まめにコーミングしてあげてください。猫種によっては、他にブラシも必要かと思います。
それから、専用の爪切りもあると便利です。ちゃんと爪とぎで爪を研いでくれていても、それ以上にがんがん爪は伸びますから(;^-^A。万が一、うっかりパパママ、他の猫さんやペット達をひっかいてしまった場合でも、とりあえず爪が伸びていなければ、被害は最小限で済みます。首輪は、完全室内飼いならば、とくに必要はないと思いますが(首輪に迷子札をつけておけば、万が一外に出てしまった場合に安心というメリットはあります)、もし付ける場合には、なるべく鈴付きの物は避けてくださいね。人間と比べて、聴覚の優れた猫さんにとって、顔のすぐそばで鳴る鈴の音はかなりのストレスになるという説があります。