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Lapisの通院記録 [1]

ソマリLapis
ショップで出逢った時から軟便小僧だったラピ。
普通、健康な子猫を選ぶ基準は、第一に、よいウンPが出ている子を選ぶことと言われます。
でも、出逢った時から、お迎えする子はラピ意外考えられませんでした。
私達が絶対に軟便を治して、健康な子にしてみせる。
その覚悟とともにお迎えした、我が家にとって初めての猫さんです。

 


 

アイコン 通院記録の古い方で出てくるトイレ砂やフードの名称・成分表示については、現在では発売終了になってしまった商品や、リニューアルされて成分が変わってしまった商品もあります。
また、病院での処置については、その都度、私達が我が家のホームドクターと話しあって決定してきたことであり、病院が違えば、当然別の治療法という選択肢もあるかと思います。

 

● 2003/10/30 生後50日(ペットショップにて)
ブリーダーさんからペットショップに移動した翌日より軟便
処置 ・ペットショップで用意した下痢止め服用
経過 ・ 改善せず
 
● 2003/11/4 生後55日(体重600g、ペットショップにて)
軟便が治らず、ショップの方がラピを病院へ連れて行く。検便でも何も見つからず
処置 ・病院で処方された下痢止め服用
経過 ・改善せず
 
● 2003/11/5 生後56日(ペットショップにて)
ペットショップでの検便でコクシジウム発見
処置 ・コクシジウムの駆虫薬と下痢止め服用
経過 ・服用4日目くらいから軟便やや改善
 
● 2003/11/9 生後60日(ペットショップにて)
風邪の症状(くしゃみ)が出始める
処置 ・弱い抗生剤と下痢止め服用
経過 ・くしゃみは一時治まる。2〜3日で便の状態も良くなり、我が家に婿入り(11/15 生後66日目にして)
 
● 2003/11/16 生後67日
婿入り翌日より軟便再発
 
● 2003/11/17 生後68日(体重820g)
婿入り後初めての健康診断でコクシジウムと回虫発見
耳あか、風邪の症状もあり(くしゃみ)
処置 ・病院にて回虫の駆虫剤(錠剤)服用
・一日置いてコクシジウムの駆虫薬を服用(液状10日間)
・整腸剤と漢方服用
・耳あか掃除(病院および家でも)
経過 ・軟便も風邪もほとんど改善せず
 
● 2003/11/22 生後71日(体重900g)
検便で回虫は無し、コクシジウム減少。風邪の症状とれず
処置 ・風邪の治療でインターフェロン投与
・ラクトパワー(免疫力強化)服用
・コクシジウムの駆虫薬、整腸剤、漢方を続ける
経過 ・インターフェロンをうった翌日はすこぶる元気、それでもくしゃみや軟便は改善せず
 
● 2003/11/22 生後73日(体重940g)
第一回三種混合ワクチン
処置 ・風邪の治療でインターフェロン投与
・抗生剤、ラクトパワー、整腸剤、漢方服用
経過 ・めだった変化はなし
 
● 2003/11/27 生後78日(体重1040g)
軟便は続くが、検便で回虫もコクシジウムも発見されず
処置 ・ラクトパワー、整腸剤、漢方続ける
経過 ・特に良い方への変化は見られず
 
● 2003/12/2 生後83日(体重1100g)
くしゃみと軟便治らず、う〜さん達でお世話になっている方の病院に転院
処置 ・食事を消化の良い処方食(ユカヌバLRF)に切り換えるよう指導を受ける
・ビオフェルミンR服用
・耳あか掃除用の点耳薬をもらう
・くしゃみに対して、加湿器をつけるようアドバイスされる
経過 ・LRFでさらにウンP悪化、母達の判断で、評判のよいロイヤルカナンに変える
・くしゃみは加湿器をつけた日よりかなり改善
・耳あかは点耳薬でほぼ改善
 
● 2003/12/3 生後84日
トイレ砂(鉱物系)が目に入り急遽近くの病院で時間外診療をしてもらう
処置 ・砂の洗い流し、化膿止めの注射、点眼薬が出る(家で1週間点眼)
経過 ・砂が入った方の目にとくに後遺症が出る様子もなく、落ち着いている

〜トイレ砂について〜

トイレ砂選びはとても難しい問題だと思います。
当時、ラピは軟便王子だったので、ゆるいウンPをすぐに覆って固めてくれる粒の細かい鉱物系の砂は、たいへん使い勝手が良く、愛用していました。
が、水分に触れると固まるというトイレ砂の性質は、目などの粘膜の部分に触れた時、とても怖い事態を引き起こします;;。
このときも、細かい砂粒がラピの目の中でねっとりと固まってきて粘膜に張り付き、とても素人がサッと取り除いてあげられる感じではありませんでした。
たまたま母達がそばに居た時だったので、すぐに病院に連れていくことができましたが、もしお留守番の最中で、長い時間そのままだったら(あるいは自分で目をこすったりしていたら)...と思うと、ぞっとします;;。
この事故以来、トイレ砂ジプシーとなった母達ですが、安全性・粒の大きさ・使い勝手の点から、おから系トイレ砂「トフカスパイン」と「MKトフカス」を半分ずつミックスする形に落ちつきました。

 

(>>トイレ砂ジプシーの詳しい経緯は、【トイレ砂さくさくミシュラン】をご覧下さい。)
 
● 2003/12/21 生後102日(体重1380g)
第二回三種混合ワクチン
経過 ・12/6〜フードをロイヤルカナンに変えてから、ゆるめながらも普通便が出るようになり、この頃は、くしゃみなどの症状もすっかりなくなった安定期
 
● 2003/12/29〜2004/3/7
ササミ(茹でて細かくしたもの)やチーズをあげたのが悪かったのか、軟便が悪化。下痢便に近くなり、血便も見られるようになる。何度も検便を受けるが、とくに寄生虫などは見つからず
処置 ・再度、処方食(ユカヌバLRF)に切り替えるよう指導を受ける
・下痢止め服用(大腸に効くタイプ、小腸に効くタイプ併用)
・膵臓酵素の検査をうけるが、異常なし
・念のため駆虫剤を服用するが、効果なし
経過 ・ユカヌバLRFでさらに軟便悪化。母達の判断で、同じ“お腹の弱い子むけの処方食”ヒルズi/dを取り寄せ与えてみるが、軟便はいっこうに治まらず。一時普通便が出ていたロイヤルカナンに、フードを戻しても、もはやゆるゆるウンPは改善せず。一日3回の下痢止めを服用して、なんとか軟便程度を維持するが、少しでも減薬すると、下痢状便になってしまう。
・手作り食で軟便を脱する3月7日までの、この2ヶ月半の“薬づけの日々”が、一番酷い症状の時期でした...(><)。
 
● 2004/1/15 生後127日(体重1800g)
膀胱炎、尿にストルバイト結晶が見られる
処置 ・抗生剤とphコントロールサプリメント服用
経過 ・約1週間で改善
 
● 2004/2/2 生後146日(体重2020g)
軟便治療のために総合的な血液検査を受ける
診断 ・総コレステロール値が高い(←脂肪分の高いロイヤルカナンを食べている為と考えられる)以外は異常なし
・猫エイズ、白血病とも陰性
・コロナウイルス抗体価検査6400(この検査センターでのMAX数値)
※ただしラピスの場合、グロブリン値(総蛋白ーアルブミン値)が正常範囲内のため、現時点でFIPが発症していることはまず考えられず、単に「活発な腸コロナウイルスが軟便の原因になっている可能性が高いのではないか」...との診断でした。
経過 ・コロナウイルス抗体価を下げるため、インターフェロン投与をうけることにする
・今のフードの脂肪分が負担になっている可能性があるので、もう少し低脂肪のフードに切り替えるよう指導を受ける(母達の判断で、ナチュラルフードのアズミラを試すことにする。ちなみにロイカナベビーキャットは脂肪分25%、アズミラは12%)
 

〜コロナウイルス・この時の私達のとらえ方〜

◎ 猫ママになる前の予習で、一番怖いと思ったのが、コロナウイルスです。猫の体内に入ったコロナウイルスは、ほとんどの場合“腸コロナウイルス”として、たいした症状もないまま治まっていきますが、中には、突然変異を起こしてFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症するケースもあります。このFIPは致死率の高い、非常に難治の病です。
コロナウイルス抗体値検査(一般的には「FIP抗体価検査」と呼ばれる)を受けても、その数値だけでは、それが単なる“腸コロナウイルス”なのか、“FIPウイルス”なのか判断はつきません。仮に高い数値が出て、それ以上詳しい検査(バイオプシーなど)に進んだとしても、腸コロナウイルスとFIPウイルスの判別はかなり難しいそうです。
ラピの検査結果を待つ間、ずっと考えていました。もし抗体値が高かったら、毎日FIPの恐怖に怯えて暮らすようになるのかなぁ...

 

◎ 結果、ラピの抗体値がMAXの6400と知った時は、大変なショックでした。一般に、抗体価が高くても、無症状ならばとくに心配することはないと言われますが、ラピの場合、頑固な“軟便”が続いているので、無症状とは言えません。FIPの恐怖が何度も何度も脳裏をよぎりました。
でも、まだ発症したわけでもないFIPに心を占領されて、ラピにちょっとでも不安そうな顔を見せることは、母として絶対にしてはいけない。そう思って、自分達ができることを全てやった上で、あとは抗体価のことは考えずに、笑顔で過ごそうと決めました。

 

◎ インターフェロンの注射が抗体価を下げるのに有効か否かは両論あるようですが、副作用さえ無いのなら、あとになって“やっておけば良かった”とは思いたくなかったので、うけることにしました。(長期にわたってのインターフェロンは肝臓に負担をかけるとも言われますが、そのことは主治医とよく話し合った上での決定です。ラピの軟便が治るまでの、期間限定の治療ととらえていましたので。ちなみに、現在では副作用のない経口インターフェロン[ビムロン]も開発されています)
この時期、インターフェロン以外にも、免疫力アップのために、アガリクスとホエーパウダー(初乳)のサプリメントを追加しました。そして、遊び時間と、アマアマ時間を、今まで以上に増やしましたvv。もしかしたら、一番免疫力アップにつながったのは、それだったのかもしれません(笑)。

 

◎ 特に何の症状も見られないのに、たまたま血液検査の折に抗体価検査を受けて、高い数値が出てしまったという猫さんも少なくないと思います。その場合、ご家庭ごとで、取り組み方は千差万別でしょう。特に何もせず再検査に臨むお家も多いと思うし、再検査すらしない場合もあるかもしれない。また、多頭飼いであれば、別の心配や苦労もあるでしょうし...。
ただ、どういう形で猫さんを見守るにしても、その猫さんのパパママはもちろんのこと、猫に関わる全ての人が、まずは正しいコロナウイルスの知識を持つことはとても大事だと思いました。実際、私達も、最初はコロナウイルスに対して、無知と偏見のかたまりでしたから(;^-^A。
(>>コロナウイルスの詳細は、【コロナウイルスについて】を、是非ご覧ください)

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